コンクリートの木枠は、コンパネをジグソーで切断
面は釘付け、4個作ったが1個でもよい、この場合
1か所コンクリートが固まったら外して次のに順に
使えばよい
すぐ右に鉄棒のフレームが見えるが、
これは長さ1メートルの鉄筋4本を太い針金で纏り
基礎を鉄筋コンクリート製にするためのもの、上部
にアンカーボルトを4方から針金で吊るしておく
木材でスパンゲージを作った
短辺、長辺、斜辺の3種が必要
斜辺は長辺と短辺からピタゴラスの定理で求めた
メーカーの仕様どおり正確にアンカーボルトの
位置に穴をあけた
基礎打ち
右側のピンクのバケツに水を満たし、1センチΦのビニルチューブの一端に石をくくりつけ沈める
これが水準器である、基礎の高さを決め水糸を
張る。
バケツの後方の木材(木の幹)は、基礎穴を
掘ったとき底をトントンとたたき固めるのに使った、底には大き目の砂利を敷いた
基準の基礎位置を決め(手前)、コンクリートを打つ、アンカーボルトは垂直に決められた高さに固定する、次にスパンゲージを使い長辺の
位置を決めをする。
これで長辺の基礎は完成
対辺の位置は、短辺と斜辺のスパンゲージを
写真のように使い決定する
最後の手前左の基礎位置決定方法
かくして必要な4本の基礎は完成
組立
5月の連休を利用して、一気に組立を企てた。業者さんからは、直送トラックを仕立て早朝に着く、
運転手さんが午後3時ごろまで手伝いと指導をして下さるとのことであった
まず4本の土台木の設置である、結構重い、2人で運び基礎上のアンカーボルトに収めた
ぴったりであった。運転手さんがおどろいた、「こんなに正確に収まった事はまずない」
そういえばすごく大型のドリルを携えていた、たいていアンカーボルトの位置がくるっている
ので土台木に新しい穴をあけたり、場合によってはコンクリートの基礎に穴をあけ直し特殊な
接着剤で新しいアンカーボルトを埋め直すということであった。
土台木がつけばあとは簡単、各材の端には
タグカードが貼ってあり、その記号や番号を
合わせながら組めばよい、
あっという間にフレームが出来上がった
運転手さんの手際のよさには驚いた、
屋根も葺きましょうと、、付属の接着剤と特
殊な釘で雨漏れや風でめくれないように固定してゆく、事前にマニュアルでよく勉強をしいてたが、私の倍以上の速さであった。
後は、壁のはめ込み、床貼り、窓、戸関係、
細かい仕上げくらいである。
完成
塗装は付属の塗料に別色を買い足して
ツートーンとした。
ログハウスの外壁塗装
バンドソー、旋盤、フライス盤(ボール
盤兼用)を収納し、工房として使っている。
ログハウスの内部
趣 味 の D I Y
ログハウスの組立
ミニログハウスを自力建設した。目的に合ったのがインターネット上で見つかった。たまたま
メーカーの展示を見学する機会があり、幹部の方とゆっくり話ができたこと、メーカーのホーム
ページに詳しい手順が載っていたこと等で、30数万円の通販や自力組立についての不安は
なかった。
私が必要とした機能は
1.室内がよく乾燥すること。
2.場所の関係で広さ3畳程度
庭にミニハウスがあり倉庫に使っているが、基礎がブロックで囲まれた状態にあり、地面から
蒸発した水分がその中にこもり、部屋に徐々に入っているようで、どうも乾燥状態がよくない。
近くに超大型のDIYショップがあり、ログハウスは半値近くで組立費用込で入手可能であるが
やはり基礎はブロックで囲まれた構造になってる、係の方に基礎を高床式にして、床下に風を
通す構造にして建てられないか、その費用は負担すると折衝をしたが、「工法も含めすべて
マニュアル通りでないと不可」とことわられた。
以上の経緯があり、インターネット上で求めることになった。親和木材工業さんのが私の仕様
に最も適していた。土台木が太い木材でしっかりしており、基礎コンクリートを工夫することで、
いくらでも高い「高床式」を実現することができる。また組立は簡単そうで、特別な工具も必要
なく、自力組立は十分可能と判断した。構造的には壁面は中空になっており、軽く機密性・保
温性にもすぐれている。
前置きが長くなるが、なぜこのような建物が必要になったかであるが。バンドソーBS-10Kで
述べたように、2階の自部屋に28Kgのを据えている。更にDIY用に旋盤・フライス盤がほしく
なり、それぞれ40Kgを超えており、金属の切り屑や油が飛び散るので、2階の自部屋に
設置・運用は困難である。こんな訳で、設置のためまず建物からということに決めた。旋盤・
フライス盤は精密機械であるので、錆ささないように管理しなければならない、湿気を非常に
嫌うので、収納建物もそのような構造体でなければならない、また作動時の振動軽減のため
土台もしっかりしていなくてはならない、以上を考慮して今回のログハウスに決めた訳である。