手順１ 面頂線の縦の形、正面平面の形それに側面傾斜の形を整える
ここで使う型紙 正面型紙、面頂線型紙Ａ、側面型紙(木取り型紙）の三種
写真のように、クランプで水平にしっかりと固定して、切込み線上を水平に
切って行く。 対面側もよく注意しながら傾かないよう水平・平行に。切込み過ぎ
ないように注意。
側面カットを行う
写真のように、垂直方向に、クランプでしっかりと固定する。縦目の鋸を使う特に
これら側面カットは、鋸がそれ易いので、製図した線上を正確に鋸を走らすように
注意する
側面は、２回に分けて行う、
作業台とクランプ
別の例を紹介 先に側面斜めカットを終了させ、次に切込みカットを行う方法、
これには、建具鋸を使って切込みカット線を挽く。鋸を入れるカット線は短く楽で
あるが、先にカットをする深さを表示しておく必要がある。
深さ１１ミリに切り込み、ストッパーが働いた状態、ストッパーが頂上面に対して平行を保っている。 頂上面に記してあるＤ１１は、この場所の切込む深さは１１ミリを意味している。
正面平面の形を整える
クランプを使いで水平にしっかり固定して、鋸を真っ直ぐ垂直に周囲を
カットして行く、カットの回数が多いほど原型に近くなり、後の鑿による
整形が楽になる。
鋸で概形をカットした後、鑿による整形をしなくてはならない。
写真のように、片足で抑え、よく研いだ鑿を両手で持ち、体重をかけて降ろす。
意外と簡単である、このような用途に「つき鑿」が使われたり、また能面用の専用
鑿も販売されている、私は通常の平鑿（たたき鑿）を使っている。
以上で手順１は終了
側面カットの終了