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サイドミラーのない自動車  インドの町の混雑はアジアでトップ

サイドミラーのない自動車 右下の白い車に注目 

「リキシャ」(日本語に由来)と呼ばれる三輪自転車が見える、タクシーとして庶民の
大切な足となっている。私もリキシャに乗ってこの道を進んでいる。
右下隅のインド製の国民車にはサイドミラーが装備されていない。

車道上を闊歩する牛

インドでは、牛は神獣とされており、道を闊歩していると聞いていたが、そのとおりであった。
混雑している道を歩いているのも見られるが、大抵は混雑をさけて中央分離帯付近や、道の両側
に開いている露店の間等にたむろをしているのをよく見る。
夜になって、露店を閉める時に、野菜売り場等がら出たゴミや余りものをきれいに掃除をして、
一か所に山状に集められている。牛はこれを食べている、主な食料となっているようである。

全部「のらうし」だそうで繁殖ものらで行い、その時人が助産することがあるという話を聞いた。
考えてみると、日本国でも全く同じ例がある。例えば鹿は神の遣い(神獣)とされていて、悠々
と道路を闊歩している地域がある、人や車は妨げにならないように避けて通る。鹿優先である。
奈良や安芸宮島が有名である。これらの鹿は野生である。

アジア地域は随分と旅行をした。町が混雑している地域も多いが、インドはトップであると思う。

案内人さんの話では、インド国民車では初めからサイドミラーがないのも多くある。街中を走る場合は、取り外したり、折りたたんで走る人も多く、あまりの混雑でサイドミラーの出っ張りが邪魔になるそうである。

 我が国でも、正月3が日の有名神社の参道や、祭り見物では超混雑も見られるが、それは人に
限られているし一時的な期間である。インドでは日常であり、人・自転車・リキシャ・荷車・
バイク・自動車等が混在していて、大変な混雑となり、活気に満ち溢れている。

インドの町事情    超混雑と活気

超混雑   日本人旅行者には、この道の横断は難しい